◆ (単行本) モデルナ: 万年赤字企業が、世界を変えるまで
2023-06-29


題名通りの本だった。
・ モデルナという企業の成り立ち
・ ベンチャー時代(鳴かず飛ばず)
・ 新型コロナで商機をつかむ
・ 政府を始めとする当局との連携
・ 認証手続きと量産供給
・ 変異株対応

個人的に興味があったのは、あの量のワクチン供給網を瞬時に立ち上げたことが驚異的に見えていて、それがどうなされたのかは無論、それって薬品業界では普通の事なの?といった業界の内情なり背景を知りたかったのだが。その辺の情報は、案の定と言うか、あまり濃いものではなかった。

どちらかというと、モデルナが持つmRNAワクチンの技術の成り立ちや、事業として立ち上げる際の苦労といった辺りの、ベンチャー成功物語といった風体の内容だった。

個人的な興味のその2として、今現在の状態、つまり、あの量の量産ラインのキャパは、今は大幅に余っているはずで、過剰投資化した分をどうヘッジしているのか?政府におんぶにだっこなのか?それで済んでるのか?といった辺りがあったのだが。やはり、続報を待たねばならないようだ。

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モデルナ: 万年赤字企業が、世界を変えるまで 単行本 〓 2023/6/2

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