80年代のバイクの本(3) モーターサイクル・ギャザリング
2015-03-15


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80年代の、バイクの本。

刊行順で続くのは、以前取り上げた ロングロマンティックロード 1981.3 刊。

その次が、今回の、モーターサイクル・ギャザリング Vol.1、1981.10 刊。

ドカティのカスタムショップ「力屋」さんがお出しになられた本だ。

そういえば、昔、高輪のお店で、ゴリラ社長から、本を出して借金を作ったとか返したとか、そんなお話を聞いたような気がする。その本なのかな。

内容はですね。
当時、マン島TTに再参戦したパンタを取材に行って、その周辺で撮ったと思しき当時のイギリスのバイク事情、カスタムバイクを含む風景、パーツやチューンのショップ紹介などなどだ。
そんな情報のこま切れが、ランダムに続く。

無論、メインはドカティであります。
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ドカティ・シングルのパーツショップ、John Smith Ducati だそうだ。
まだやってんのかな。
禺画像] 34歳とは思えない禿げ上がり具合だが。

ドカ以外も無論。
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マル
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ビモ
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燗・カワサキ
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あっ、Guzzi も一応。白黒だけどね。(笑)
禺画像] LeMans II の時代ですな。

配管工の悪夢・・・
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・・・の成れの果て、とか。
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パーツ紹介
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で、その宣伝と。
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なかなかね。
ここまでマニアックな情報は、当時は珍しかったと思うので。
喜んだ方も、いらしたろうとは思うのだが。

文章は読み難く、かつ、こま切れで繋がりがない。意味を読み取るのは容易ではなくて、何度も繰り返し読んだ上で頭の中で推測を挟んでつなげる、という作業になる。多分、この本、読むものではなくて、めくるものだと思う。

実際のところ、札束を懐にカスタムパーツを探している少数のマニア以外にとっては、めくって眺めて「スゲ〜、こんなのあるんだ!」とやる以外には、用途がない。

いや、でもホント、今見ても「スゲ〜」とやれてしまう所がスゲェんだが。(笑)

マン島なのでね。当時のニーラーの情報なんかもあって。
なかなか私は楽しめた。

定価¥2500は、今でも買うのを躊躇してしまうが。
当時は売れたのかな。

高輪にあった頃のお店の入口の風景。
懐かしいなあ。
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エンディングは、「ドカがある、枯れた風景」にて。
いいんだけどな〜。ドカのシングル、無闇に高くてね…
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モーターサイクル・ギャザリング vol.1禺画像]

どうも、シリーズものだったらしく、以下、並んでおります。
マニアの皆様、いかがでしょうか。


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